
インプラントは高度な技術を要する手術ですので、残念ながら100%成功する訳ではありません。
1番多い失敗の原因は初期固定 で、インプラント埋入手術の後、所定の期間を経てもインプラントが骨と結合せず、脱落することを指します。
京都大学医学部の口腔外科が発表したデータでは、インプラント埋入後に 初期固定を得る確率は約97% となっています。
| インプラント埋入後に初期固定を得る確率 | |
| 上顎前歯部 | 95.5% (176人中167人) |
| 上顎臼歯部 | 95.3% (148人中141人) |
| 下顎前歯部 | 99.4% (166人中165人) |
| 下顎臼歯部 | 97.7% (214人中209人) |
| 合計 | 97.1% (704人中683人) |
つまり残念ながら 約3% はうまくいかないこともあるのです。
私の経験から言っても、ちょうどそれくらいの確率で初期固定を得られなかったことはあります。
失敗の原因は歯周病・喫煙・感染・骨があまりにも硬いなどいろいろありますが、何と言っても歯周病・喫煙が最も多い原因です 。
初期固定に失敗した場合は、再度歯周病治療・禁煙などにご協力いただき、もう1度インプラント埋入を行うことになります。
しかし、大幅に骨量が足りないなどの難症例においては、再度インプラントによるリカバーが難しいこともあります。その場合はブリッジか入れ歯の代替え治療で、誠心誠意対応させていただくことになります。








